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Web会社に入った新入社員に届いて欲しい会社生活のハナシ

2019年4月になって新入社員も入ってきましたが、私が属している会社ももちろん例外ではありません。私はWEBのコンサルタントとして会社に属していますが、この時期に新入社員と会社に染まった人間を見比べて見ると、「どうか新入社員はこうならないように」と願うこともあります。

今回は、WEB会社に入った新入社員に対して、今後WEB業界でどう過ごして欲しいかについてメッセージを届けたいと思います。(そんなに届かないと思いますが。)

WEB会社に入った新入社員がまず覚悟すること

WEB会社に入った新入社員がまずは覚悟して欲しいことがあります。その覚悟して欲しい内容について解説していきます。

WEB会社の人はカタカナ好き

WEBに関するリテラシーがない新入社員は、WEB会社の会議に参加すると「カタカナが多く、何を話しているか内容が全くわからない!」という経験をすると思います。WEB会社は、カタカナが大好きです。

今となってはWEBに属する人間だと筆者も言えますが、昔不動産営業からWEB会社に転職した時は、あまりのカタカナの多さに「日本語喋れや!〇〇!!」と怒鳴り散らしたくなるような思いでした。

新入社員からすると、そんなカタカナばかりでは、なんの話かがわからないことも多いと思いますが、なれるので大丈夫です。あえていうのであれば、自分から言葉の意味を知るようにして欲しいと思います。

個人的には、資格のITパスポートぐらいは、WEB会社に属している人間なら軽く資格を取って欲しいと思います。

頭でっかちな人も多い

これは誰しもがわかると思いますが、WEB会社には言われたこと以外はできない頭でっかちな人間も多いです。質問に対しての答えが全くわからず、わざとわからなくしているのか?と勘ぐりたくなりますが、どうやらそういった人は、生粋の頭でっかちです。

頭でっかちの人と付き合う処世術は、必要なスキルとして乗り越えるハードルとして認識するのがいいでしょう。

新入社員で暇なうちに基礎知識は習得しておいて欲しい

まっとうな会社であれば、社運を賭けるようなプロジェクトにいきなり新入社員を担当させることはないと思います。多くは、誰でもできるような仕事を少しずつこなして、仕事レベルを上げていくことが多いと思います。

そのため、仕事レベルが一人前クラスになる前は、比較的早く帰ることが多いと思います。(そうでない新入社員は頑張ってくださいとエールを送る以外にできません。。。)

最初のうちは、会社で働くストレスもあるから遊びたいと思う人も多いですが、できることならば仕事が本格的に忙しくなる前に、WEB業界の基本的な知識を習得して欲しいと思います。

多くの会社では、基礎知識が習得できるような座学を十分にやってくれません。自主性に任せることになると思います。少しでも会社に貢献したい気持ちや活躍したいという気持ちがあるなら、本格的な忙しさになる前に勉強を十分にしておくことをお勧めします。

何を勉強すれば良いかわからない人は近くの先輩に聞いてみましょう。その回答を持って、勉強している人であれば親身に聞いてくれますし、普段から勉強していない人はその質問をバカにするかもしれません。そういった回答を持って自分の刺激になってくれる先輩は果たして誰なのかを選別することができるでしょう。

これからのWEB会社の過ごし方

WEB会社に入った方は、今後の会社でどう過ごすべきか(私の願望ありき)について、紹介していきます。

勉強をやらない人間はWEB業界で価値がなくなる

電通さんが公開している日本の広告費をみても、WEB業界の費用シェアは右肩上がりで紙媒体よりポテンシャルを見せています。それだけでWEB業界にいれば右肩上がりと誤認するようであれば危険信号です。

なぜなら、確かにWEB業界は右肩上がりの市場規模になっていますが、その分だけWEBの進歩がなされているということです。WEB業界は日進月歩で、革新が常に生まれています。

その革新による成長気運に乗り続けるためには、自分自身も上昇基調に乗るための成長が必要です。その成長を促すために勉強が必要なのです。勉強して己の価値を高めていかないと、市場価値はむしろマイナスです。

自分自身の能力を現状維持とすると、いつの間にか世の中から必要とされなくなる可能性が非常にあるのがWEB業界です。どうか、新入社員の人は、勉強する習慣を常に持ち続けて、長い会社人生を過ごして欲しいと思います。

他人の振り見て我が振りを直せ

過ごしてきた学生時代と違い、思った以上に意欲的な会社生活を過ごしている人は少ないものです。ある人はそれなりの生活ができれば十分であったり、とにかく楽をすることしか考えていない人など様々です。

会社に属してみると分かることですが、意欲に溢れた人は案外少ないものです。

そういった人を見て、自分はどうするかの線引きはしっかりして欲しいと思います。同じ人になりたいのか、そうではなく価値がある人になりたいのか。

私自身は、たくさんの反面教師となる人をたくさん見てきました。決して自分はそうなるまいと思ったものです。だからこそ、いまだに成長を続けるために勉強を続けています。

自分が価値ある人間になりたいからです。

そのため、新入社員の人には、目の前にいる人が全てではなく、自分がどうあるべきか、どうしたいのかを強く意識するような社会人生活を送って欲しいと思います。

学生時代のヒーローが必ずしも活躍するわけではない

これも強く言いたいことですが、学生時代にヒーローとなっている人が必ずしも社会人生活で活躍できるとは限りません。それは社会人生活の中では、努力次第でいくらでも抜きん出る可能性はあるからです。

社会人になると、努力を忘れる人が多いです。なぜなら土日に充実した遊びに没頭したいという人もいるからです。そんな人を超えたいのであれば、定期的に勉強をする時間を作って欲しいと思うのです。

最後のエール「思ったより先輩の壁は高くない」

得てして、新入社員からすると先輩たちの仕事ぶりが眩しく、すごいものだと見えてしまいがちですが、実はそんなでもありません。むしろ多くの人は大した仕事はしていません。

ただ、そのことが分かるためには、自分が成長する必要があります。自分が成長したからこそ、先輩たちの本当の姿が見えてくるものです。そのためには、なんども言いますが、努力を土日するといった努力が必要です。

今高く感じている壁は、そんなに高くないものです。どうか諦めずに努力を続けて欲しいと思っています。