気づいたら、2013年に不動産業界からウェブ業界に転職してから現時点で5年目に突入しました。
今でこそ、ウェブに関する提案やディレクションなどを色々やりましたが、入社当時は非常に大変でした。
その中でも苦労したことがあります。
なにせ、不動産業界からの転職ですし、ウェブに関する知識は全くありませんでしたから。その業界特有の言い回しや言葉に苦労します。
その中でも、今思い返すて特に求めらることについては下記が挙げられます。
- 日本語が通じない
- 論理的な話し方が求められる
- ウェブに必要な知識はたくさん
- 文書作成スキルが求められる
これらは、不動産業界からウェブ業界に転身した僕を非常に苦しめるものになるのですが、それらを具体的に説明していきます。
Contents
①日本語が通じない(半年から1年くらい)
これは特に入社してから半年から1年くらいに苦労したことですが、ウェブ業界ではウェブならではの用語があります。
社内の人たちはもちろんのこと、協力会社などでも使われるウェブ用語は打ち合わせで非常によく使われます。
そのため、その言葉自体を知らないと話についていけないことがあります。
こういった言葉は、会議の中でググりながら知っていくことも重要ですが、最低限必要な知識として勉強することが重要だと思います。
本当に「日本語使えっ!!!」っていうぐらい、ウェブ用語はたくさんあってイライラしますので、じぶんの未知を棚に上げてイライラしないようにしましょう!
個人的には、本当にウェブ知識に疎いと思うのであれば「ITパスポート」ぐらいは勉強すべきだったかな?と少しだけ反省しています!
(まぁそれでも働いていけば勝手にウェブ用語が身についてきますが。。。)
ちなみに「ローンチ」とか「フィックス」とかウェブ用語の意味を知った時に「日本語使えやっ!」って思いましたけど、今はその言葉を使う側です(-。-;
ちなみにこの記事はウェブ用語をなるべく使わないようにしています。。
大丈夫かな?
②論理的な話し方が求められる
ウェブって少しチラシとかを作る広告代理店に似たところがあると思っています。
それは、クライアントの依頼を受けて、チラシやサイトなどを作り上げていくところです。
ただ2つの会社の文化や風土は少し違うところがあると思っています。
実際に紙系(チラシを作る代理店の意味)の会社で働いたことはないですが、よりウェブ業界の方が論理的な話し方が求められると思ってもいいかなと思います。
(別に紙系の代理店の人が論理的に話していない、論理的な話を必要としないというわけではありません。)
なぜなら、ウェブはアクセスログで施策効果を計測することができてしまうため、それを元に分析して話すことが求められるからです。
「アクセスログが、こうだからこの方がいいですよね?!」とかをクライアントに論理的に話さないと、物事がうまく進まない場面が多いと思います。
そのため、ウェブ業界に入って苦労したのが、論理的に話す能力なんてなかったので非常に苦労しました。
だって、不動産営業なんて、あの人から買いたいと思ってもらうために、仲良くしていくことの方を重点においていましたので。。。
提案の説得力(論理的なストーリー)も必要
論理的な話し方には、そもそもの提案に論理的なストーリーが必要となることも含まれると思っています。
私が作る提案書には、競合調査や自社調査を行ってクライアントの弱みや強み脅威を明らかにした上で提案を行ったり、時にはアンケート調査を行うことだって当然です。
それらを行っていくとクライアントが客観的な自分の立ち位置だったり、改善課題が明らかになるので、プロジェクトが進みやすくなります。
でも「そんなの難しくてできないよ〜」って不安に思う方も心配しないでください。
僕にも今ではそれなりにできますし、やっていることはそんなに難しくありません。
巷に売っている提案書のフレームワークをしっかり理解して資料に落とし込めば、少しずつできるようになりますので、これからの努力でいくらでもどうにかなります!
(ちなみに競合自社調査はフレームワークで言うところの3C分析、弱みや脅威の分析はSWOT分析という、言葉があります。これだけでも十分に説得力のある提案書を作ることができますよ!)
個人的な独り言ですが、ウェブの営業でこれができれば十分な戦闘スキルを持つことになります。
たったここまでのウェブ経験の私ですが、むしろこういったこと(説得力ある提案資料作成)をできない人だってたくさんいますよ!
個人的には勉強すれば、こんなのできるようになるのにできない人は、常日頃から勉強熱心じゃないということかな。
③ウェブに必要な知識はたくさん
先ほど、様々なウェブ用語がたくさんあると説明しましたが、ウェブで使われている言葉は「無限か?!」というぐらいにたくさんあります。
用語を把握しておくだけでなく、様々な知識を必要とします。
ウェブサイトを作るにしても様々な開発工程があります。それらを理解せずして、プロジェクトを進行するのは、非常に自分や関係者含めてストレスが溜まるものです。
そのため、用語に限らずウェブのたくさんの知識を習得していることが望ましいです。
今となっては勉強をしなくても、仕事に全く支障はないですが日々新しい知識を習得するために勉強を私は続けています。
④文書作成スキルが求められる
今まで説明したきたことに付随をしますが、提案書を含めて文書の作成スキルを必要とされます。
論理的なストーリーに加えて、どれだけ伝わりやすい資料を作れるかというのも重要なスキルとなります。
ウェブの提案書であれば、やはり1ページごとの見易さや洗練さは十二分に必要とされるのがウェブの業界であると思います。
なんか、ウェブ業界でダサい文書だと任せても頼りないですよね?それと同じように文書の作成スキルも求められると思います。
このスキルは、どの会社(センスある先輩たちの資料を見ることができるか)で学べるかによるところも大きいですが、個人の努力も非常に必要だと思います。
もし、入った会社にそういったスキルを学べる人がいないのであれば、本を買って自分で学ぶような努力が必要になってくると思います。
まとめ
以上で不動産業界からウェブ業界に転身して苦労した点4選をお伝えしてきましたが、いかがでしょうか?
求められることがただの営業職とは違いますので、それなりに苦労はすると思います。
ただ、それを嫌ってウェブ業界を敬遠はしないで欲しいです。なぜなら私も最初は何も知らない状態で入りましたし、社内の人間から協力関係会社にたくさんの迷惑をかけてきました。
そうしていきながら少しずつ学んでいき、自分でも努力していけば十分にウェブ業界に望まれる人材にはなれます。
個人的には不動産業界は斜陽産業だと思っていましたので、伸び代があるウェブ業界に飛び込みました!
実際に伸び代は感じる業界でしたし、やりがいのある業界だなと今でも思っています。
ぜひ同じような境遇の人には頑張ってもらいたいと思っています!
次回は「不動産業界からウェブ業界に転身してよかったこと」をお伝えしようと思います。
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