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SEOで重要なh1タグの効果的な使い方や書く場所とよくある質問に答えます!

比較的SEOの内部施策の中で手軽な対策と言えるのばh1タグの適切な設置です。

h1タグはページ全体の大見出しを持つ意味合いがあるので、適切に設置する事が重要です。今回はそんなh1タグの書き方の注意点や良くある質問に答えていきます。

h1タグの意味

まずはhタグについて

h1タグを理解する上で、まず理解するべきなのはhタグがなんなのかを知ることです。

hタグの「h」はheadingの略称を示しており、意味は「見出し」となっています。本で言えば、「章題」「目次」が該当しており、SEO的にはテキスト及びコンテンツの前にhタグを設置することで、意味の塊を示すことができます。

ではh1タグとは

hタグにはh1〜h6まで存在しています。その中でh1はもっとも大きい見出しの意味を持つタグとなります。

つまり、ページ全体を表す大見出しをつけることになります。

h1なら大見出しですが、h2は中見出し、h3なら。。。という具合に使用します。数字が小さいほど上位の内容を示す見出しとなっています。
ウェブさん
h1がページ全体の意味合いを示すように決めることになります!
このサイトでhタグをそれぞれつけた場合

h1タグ

h2タグ

h3タグ

h4タグ

h1タグ
h1タグ

h1タグはSEOで重要なのか

では、h1タグを望ましい形で設定することがSEOで重要なのかという疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

今現状で設定をしていない状態から、設定をすることで大幅な順位上昇が見込めるかというと現実は厳しいと思います。なぜなら数ある順位決め指標の中のたった一つにすぎないからです。

それでも適切なh1タグで順位が上昇するケースも考えられます。

中には、サイトの仕様でうまくh1タグを設定することができないサイトもありますが、そういったサイトでも上位に表示されているページやサイトはたくさんあります。

ただ、h1タグを適切に設定しないことはベストな環境ではないことを理解するべきです。

h1タグとタイトルは違う方が良いのか

先ほど説明したh1タグだとページのコンテンツ全体を表すように決定することを説明しました。

では、h1タグとタイトルは似通うことになるのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、「タイトルとh1は一緒で問題ありません。」です。どちらもページ全体を表すものですので似通うのは、自然なことであり、一緒の内容であっても全然問題ありません。

h1タグ 書き方や使い方の注意点

注意①:titleと同じで良いが。。

先ほど説明したようにtitleとh1は同じでも問題ありません。ただし、ここには注意が必要です。

それは、「h1は各ページに1つずつ、他のページとは一緒にならないテキストを設定することです。」です。

かなり昔では、h1とtitleを別々にすることを推奨するとする時代もありましたが、現在でそれを全く気にする必要はありません。

注意②:titleで使用されるサイト全体の共通タイトルは省くこと

titleの設定が「ページ固有のテキスト」+「サイト全体の共通タイトル」のようになっているサイトが多いです。それは間違いではなく、下記で説明したtitleの説明でもお伝えしましたが、推奨される使い方です。

だからと言って、h1タグに「サイト全体の共通タイトル」を入れる構成は望ましくありません。

h1タグに設定されるテキストは「ページ固有のテキスト」となるようにしましょう!

注意③:h1タグの場所は、ページ固有のコンテンツ部分始まりが良い

良く見られるのですが、ページのナビゲーションより上のヘッダー部分にh1タグを設置するサイトを見かけます。使い方としてはベストではありません。

できるだけ、ページの説明が始まるページのコンテンツ部分に近づけるようにしましょう!

そういった意味でh1タグのベストな場所は、「ページ固有の説明が始まる先頭の近くに設置するのが望ましい」です。

ウェブさん
ページ全体を示す大見出しであるh1タグがページの下の方にあっても変ですよ!

注意④:h1タグは複数ではなく、重複しない1つが◯

先ほどの説明と重複しますが、h1タグはページに1つである事が望ましいです。

文法上ではh1タグを複数設置する事は問題ではありませんが、h1タグはページごとに1つである事が望ましいです。

記事のデータを一覧にして表示させる場合、表示させた記事一覧の各見出しがh1タグになってしまうケースも散見されますが、ペナルティを受けるようなものでもないと考えられます。

h1タグのよくある質問

では、次にh1タグを使用する上で良く制作会社やクライアントから質問されるh1タグの使い方について説明していきます。

h1タグは画像でも良いのか

結論から言うと、h1タグは画像でも問題ないと思います。それがページの大見出しを示すものであれば、なおさら問題はありません。

h1タグがテキストではなく、画像imgタグでもよいかをSEO屋が教えます!

2018年12月23日

ただし1点注意して欲しいのですが、h1タグを画像にする場合は「altの設定」を忘れないようにして下さい。

altとは
altとは、画像の代替テキストを示します。Googleのロボットがページを理解するのに、画像を見た目で判断する事ができません。その時になんの画像かを理解してもらうために設定するのがaltです。h1タグに画像を設定する場合、なんの画像がh1タグとして使われているかを理解してもらうためにaltの設定が必要です。
ウェブさん
ただ、個人的にはなるべく画像の方よりテキストでh1タグが設定されている方が良いかなと思っています!

h1タグは使わないでいいのか?

この良くある質問は、サイトの仕様上h1タグを設置(もしくは修正)するのにコストが掛かってしまうケースですが、コスト上無理してまで設置する必要はないと考えています。

h1タグの設置に莫大なコストをかけるぐらいであれば、他の修正や上質なコンテンツを使いする方が効率的にSEO効果を高める事ができるはずです。

ただし、h1タグは適切に設置されている事が望ましいということは、サイト担当者であれば理解しておくべきです。

h1タグに文字数制限はあるか?

タグの文法上で文字数制限はありませんが、通常一般的に使われるh1タグの大見出しとして長い文章のものがあるのは不自然となるはずです。

本のタイトルが100文字になることが、恐らく無いのと同様にh1タグが不自然に長いことは良く無いと言えます。